感想

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わがしchannel と、自分語り(をいやがるひとの生き/息苦しみ)

YouTubeのはなしです。最近さ、「わがしchannel」というカップルチャンネルにすごくすごくブログのテーマにするくらいはまっているの。もうやばいの中毒なの。(なんか依存症という表現に置き換わって以来、「中毒」という言葉が可愛くみえてくるから不思議だよね。)

「わがしchannel」は2019年1月16日に開設され、たちまちチャンネル登録者5000人を突破したレズビアンカップルチャンネルだ。開設から1か月少し経った現在では8500人以上のチャンネル登録者がいて、おそらくすぐに1万人を突破し、半年以内に3万人くらいいくんちゃうかと思われるようなすごいチャンネルなのである。

youtu.be

 

ああああああああ可愛いいいいいいいい

 

向かって右のにゃんかわ美人さんがKanaさん、左のわんかわ美人さんがMikiさん、である。交際3年の彼女たちは現在同棲しており、4月からはハワイに移住されるそう。

現在、デート動画やバレンタイン企画動画、モーニングルーティンなど10点ほどの動画がアップされており、中毒者の私はそれらを朝昼晩の飯時または執筆につかれたときなどに見まくっているのだが、とにかく25歳~にしては尋常ならざる落着いた雰囲気のお2人で視聴者をふにゃふにゃになるまで癒してくれるのである。

今回は動画のみの少ない情報で「わがしchannel」の魅力を語るとともに自分語りを隙あらばというかほぼ自分語りをしたいだけだ(YouTubeとか漫画アプリとかのコメ欄で「自分語り乙」という紋切型批判をよく目にする。どんんんんだけ生き苦しくしたいの世の中を!? って慄いたけど、「場所わきまえろ」みたいな、TPOの問題をすごく気にする人もいるのだなと思い、そうしたコメントをする人たちのほうがよほど生き苦しいのかもしれない…、なんて想像します)。

 

まあというか私はYouTubeのコメントできる機能を持ってない(どうやってやるのか調べる気力がない)からここに書かせていただくんす、って感じっす。

 

あのさ…、もうさ…、kanaちゃんとmikiちゃんのラブラブっぷりをみているとさ、自分がどれだけ彼女にたいして駄目人間だったかがわかるよね。mikiちゃんみたいに包容力あるやわらか~ひ女を目指してたんだけど心のなかでは真っ黒っていうか。そこも好き

って言ってくれたのにそれすら信じられないという、まじでひどい幼稚な餓鬼そのものでぶかぶかの服だよ包容力キャラなんぞ。

 

 いま同性婚の法整備を求めて訴訟がはじまっている。勝訴すれば世界はより平等になり、正しさを増すだろう。

 

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私はこの件を100%支持してるし、署名もしたよ。

 

だけど私と彼女の関係は、法の抜け穴…つまり同性間は結婚できない、ということから、不倫関係ではなかった、といえる感じだったんだよね。私はポリアモリーになろうと思って、夫にも彼女のことを話していた。夫は私に、女となら性的行為をしても構わないと言っていた。だけど私はやはりポリアモリーではぜんぜんなく、彼女のことを想うだけで、悪いことをしている気持ちというのがいつもあって、性的行為をするところまで踏み切れなかったし、いつも最悪な気分で、自信が持てなかった。彼女はゲイじゃないんだよね。バイですらない。あなただから好きになったと言っていた。それすら嫌だったの。ゲイであってほしかったんだ。なぜなら彼女が完全にヘテロならいつかは離れていくのではないか、という気がしたから。

 

まあ腹を割って話せなかったことがいちばん大きいと思う。もっと私の思想を塗り込んで、私色に染めちゃえばよかったななんて思う。LGBTQについての考えも彼女と私じゃぜんぜん違うかってんもん。彼女にとってはLGBTQなんてなくて、その認識は江戸時代にザビをぶちぎれさせた「衆道」とか大正時代の「百合」とかの世界観といえばいいかな。

そうそう、よくLGBTの話になると日本は硬いうんぬんいうコメントを見かけるけど、ちがうでってはなしなんだよね。もともとLGBTQは欧米の同性愛排斥の反省・反動から生まれたものだよね。フェミニズムもそうだけど、もともとヤベエ差別があったからこそ反骨精神がにょきにょき生えてフェミニズム運動だのLGBT運動だのがはじまったんや。(合理主義もマジカルな暗黒時代があったからこそのものやし)

日本は男同士のいちゃらぶにも女同士の性愛にも寛容だった(1500-1880ごろ)。女の権利はなかったけど、1人で出かけることができるし、家の財布握れるし、離婚もできたから(庶民はね)反骨精神がかきたてられるほどの弾圧を受けてはいなかった、というかんじだとおもう。だっていくら国家に洗脳されていたとしても、やはりアナーキーな感じで立ち向かっていく人は出てくるものじゃん。そういうんが一個もないから、妥協できるレベルだったともいえるのかもしれない。もちろん辛苦は計り知れないし、当時の国家(いや、国家ってのは近代的すぎて語彙が違う気がするけど)のやりかたが正しいとも思わないけどね。

でも寛容だったんよ、ただそれが近代的な愛じゃなかっただけ。近代的な愛って、つまり「西洋的=キリスト教的」な愛、ってことやからにゃ…。いまでいうと「プロテスタント的な愛」って感じかなぁ。シンプル十字架のもとで誓う系の愛を、みんな、愛って呼ぶやろ。

西洋が持ち込むまでは、愛というより、情愛だったんよね。江戸っこ的な情愛。野暮はいうなしゃあなし一緒にいるでぃてきなラブ。π的にわりきれないラブ。ドビュッシーピエール・ルイスの愛。適量でどうでもいい愛。ただ雪が降ったことを報告したい愛の情の愛の。

だから、日本は硬い、は間違い。日本はやらかいよ、ただ、現代の日本人の愛観念に合う制度はもうアメリカから持ってくるしかないってだけ。それはもう戦後からそうだったんちゃうかな。だからとっとと同性間で結婚できるようにして、あいまいな部分をなくして、同性不倫をぶったたきましょ~って感じすかね……泣。こわひ。まあ私はけっこうガチガチのアダム・スミスモラリストだから、けっきょく、法があってもなくても似たようなもの。自分をルールに縛り付けて「彼女を大切にする」っていう一番大事なことができんかったんだから。ああ塞翁が馬。einmal ist keinmal。っていってわたっていくしかない鴨川。さいごはじぶん。訴訟を起こした人々は本当にすごいな。

 

あぎゃっ!そうだ。

youtu.be

 

このなかでフラ語について話してる部分があってねー! ちょとつっこみたかったの。フランス語のHは発音しないの!

kanaちゃんが言ってるのは、たぶんRの発音。

舌を口蓋奥上につけて、ふごーってかんじに発する音ね。

でも笑う=rireだから、あるいみ「RRR=(ふぎふぎふごふご!的発音)」なのかなー。知ってるフランス人でRRRって笑うひと一人もおらんけど(笑)

孤独やな。

(笑)←孤独感を倍増させる記号やな…。

YouTubeの動画についてブログでコメント…。

孤独や…。

がんばろ…。

さいきん仕事がもらえず喉が渇く日々……。がんばろ…。みんなもファイトですじゃ。とりあえずわがしchannelめっちゃオススメだから…。笑いとお洒落と愛とラブが詰まっているから見てね。