感想

くらげなす漂うアメリカンアパレル

2018-01-01から1年間の記事一覧

設定を更新したよ!あとテニスン

かわいいぷるぷる海のブログになった。コメントも書けるようにしたのだっ。そして…書評ブログではなくただの日記になったようだ。2018年11月23日。 ホームランドという、テロリストとCIAが不倫するドラマあるやん。アメリカ軍人むきむき男性が、戦地で監…

『地球星人』村田沙耶香

芥川賞作家 村田沙耶香『地球星人』 今日は村田沙耶香の新作『地球星人』の感想を書きたいと思います。アマゾンアソシエイトに参加しています。 あらすじ 感想(ネタバレ注意) あらすじ 小学六年生の夏に性暴力を受けて、奈月の身体は故障した。母と姉に虐…

平成最後の恋――『泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。』

『泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。』あらすじと5つのみどころ おはようございます。猫と一緒に昼寝っぽ。りょうごくらむだです。 さきほど、郵便受けに『ボコ恋』こと『泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました』2巻(ぺス山ポピー著/新潮社…

ホイッスルーー第159回芥川賞受賞『送り火』論

はろーはろーはろーん。ミニストップな季節ですなぁ。 どうもぷにぷにライターのらむだりょうごくです。 以前のエントリで第159回芥川賞受賞作品『送り火』(高橋弘希著)について感想をかきました。↓ 第159回芥川賞受賞『送り火』高橋弘希 - 感想 が、なん…

キットチャンネルがガチ炎上の様相を呈してきたので愛を込めて

文庫 平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学 (草思社文庫) 作者: M・スコット・ペック,森英明 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2011/08/05 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 22回 この商品を含むブログ (13件) を見る 追記です。ことの経緯を簡単…

第159回芥川賞受賞『送り火』高橋弘希

文學界2018年5月号初出の高橋弘希著『送り火』が、第159回芥川龍之介賞を受賞したそうです。おめれ~と~! 『送り火』あらすじ 東京都内から津軽地方へ引越し、廃校直前の中学校に転入した中学3年生の歩(あゆむ)。新しい中学校は3学年合わせて生徒12人の…

オトメの帝国

ジャンプ+で連載中の岸虎次郎『オトメの帝国』(隔週水曜日更新)を紹介するよ。 『オトメの帝国』は百合コメディで青春群像劇 『オトメの帝国』は、2010年夏からビジネスジャンプ(のちグランドジャンプ)で連載開始し、2017年秋に少年ジャンプ+に移籍し…

キットチャンネルのコメント欄に女神たちが降臨している

昨夜はyoutubeのキットチャンネルのコメント欄が面白すぎて眠れなかった。以前のエントリで、キットチャンネルのファンにはシスジェンダー女性が多い、その大部分は彼らをクリエイターとしてではなく男性アイドルとして消費しているのではないか、などと書い…

気圧鬱で3日間キットチャンネルに恋してた話

この3日間、私はベッドから出られず、人のLINEも受け付けず、メールも返さずにいた。どうしても書かねばならぬ文章だけちょこちょこと書いて、あとはタオルケットにくるまってiPhoneを手にただじっとYouTubeを見ていた。 YouTubeのおすすめ動画にキットチャ…

三島由紀夫賞受賞きねん。古谷田奈月『橙子』

文学ムック たべるのがおそい vol.4 作者: 木下古栗,古谷田奈月,町田康,宮内悠介,澤田瞳子,谷崎由依,山崎まどか,山田航,辻山良雄,都甲幸治,皆川博子,伊舎堂仁,國森晴野,染野太朗,野口あや子,アルフォンス・アレー,マルセル・シュオッブ,マルセル・ベアリュ,…

ムーン・パレス

ムーン・パレス ムーン・パレス (新潮文庫) 作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1997/09/30 メディア: 文庫 購入: 20人 クリック: 334回 この商品を含むブログ (213件) を見る ポール・オースター著 柴田元幸訳…

言葉無き言葉『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』ザ・ヴァージン・スーサイズ

『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』ジェフリー・ユージェニデス著 早川書房 ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹 (ハヤカワepi文庫) 作者: ジェフリーユージェニデス,Jeffrey Eugenides,佐々田雅子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2001/06/01 メデ…

好きな人みんながデヴィ発言を支持したら

試着室で盗撮、真夜中の歩道で痴漢、知人宅で強制わいせつ 数か月前、アパレルショップの試着室で盗撮された。試着室の全身鏡には、下着姿の私とともに、カーテンの隙間をスーッと横切るスマホカメラが映っていた。動画だ。 一度ではなかった、2度目、3度目…

アレクサだって意味付け待ち

大学4年生のころ、大切にしていたものがいっぺんに消えた。こども時代から親しんでいたファミリーカーが廃車になった。7歳から飼っていた犬のチロが失踪した。母親が彼氏のアパートに移り住んだ。祖父の運営する畜産場が潰れた。 自分の人生が物語めいて見え…

『ずっとお城で暮らしてる』

『ずっとお城で暮らしてる』シャーリイ・ジャクスン 創元推理文庫 (原題)『We have always live in castle』は、1962年刊行。 日本では1994年に学習研究社が刊行、2007年に創元推理文庫から新訳が出ている。 ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫) 作者: …